さて。
長らくおっぱいをあげていたママも、「卒乳」「断乳」、いろんな形があるにせよ、おっぱいサヨナラの日が来ます。
わたし、悩みました。
というか、怖かった。
「断乳って、おっぱいをもうあげない、ということだよね…。授乳間隔が開くと、すぐに乳腺炎になってしまうわたしなのに、断乳なんてできるのだろうか? こんなに頻繁におっぱいをあげているのに、息子はおっぱいなしで生きられるのだろうか?」
と。
正直、4,5時間授乳間隔があいただけで、おっぱいが堅く、むずかゆ痛い感じになってしまうのに、断乳。
断乳って、おっぱいを何時間も(っていうかずっと…)あげないんだよね〜??
で、できるのか…。
しかも、長男は、ものすっごい「おっぱい大好き」っ子。
夜寝るときも、何かつらいことがあって泣いちゃった時も、ご飯の後にだって、おっぱい。
そして、その当時なんと2歳7ヶ月!
当たり前ですが、喋れます!
おっぱいを飲んだあと、「おいしかったー」などと、感想まで言ってくれます!
だ、大丈夫なのかー!そんな不安で一杯。
高熱が出るかも。
おっぱいが真っ赤になるかも。
痛くて痛くて仕方ないだろうな。
でも、おっぱいマッサージとかしちゃだめなんだ。
楽になれないんだ。
しかも、きっと、長男は泣き叫ぶだろうなー。
死ぬほど暴れちゃうかもしれないなー。
それ、なだめられるかなー。
うわ〜。
でもね。
結果からいいますと。
大丈夫でした!わたしの断乳は息子が2歳7ヶ月。
桶谷式マッサージの先生と、その日取り、断乳のマッサージをする日を決定しました。
「おっぱいはこの日にばいばいね」
「うん」
わかってるんだか、どうなんだか。
その頃、わたしのおっぱいは、かなり落ち着いてきていました。
食べ物が悪い(油モノや甘いモノ)と、すぐに乳腺炎になっていた私ですが、結構脂っこいものも大丈夫、揚げ物も少しならOK。ケーキも3,4口なら平気平気という感じです。
でも、その当時でも、わたしの授乳間隔はどんなに長くても4,5時間を超えるようなことはありませんでした。
いざ、断乳の日。
きっとその2、3日は、おっぱいが張って痛くて、なにもできないだろうと、ダンナに子育てや家事を手伝ってもらえるように、ゴールデンウイークに設定。
もうねぇ。
「これが最後のおっぱいかぁ…」
と思うとねぇ。
涙がぽろり…です。
これまでさんざん苦労したなぁ、とか、初めておっぱいをあげたときなんか、この乳首が大きすぎて赤ちゃんのお口に入らないくらいだったよなぁ、とか。
ほんと、過ぎてみると、良い経験、思いでなんです。
たくさん飲んで欲しくて、いつもよりもたっぷり、おっぱいタイムをとりました。
「これでおっぱいおしまいだからね」
「はーーい」
長男、陽気に返事をします。
※ ※ ※その日は、長男におっぱいを忘れて目一杯遊んで貰うため、ダンナに動物園や公園など、たくさん連れて行って貰いました。
(そういえば、その日が、わたしが半日以上息子と離れて過ごした最初の日でした。授乳があるので、いつも一心同体でしたから…)
長男は、遊んでいる間はおっぱいのことなんか忘れていたそうです。
わたしはというと、家で普段できない掃除などをやりながら、「授乳がないとなんだかリズムが狂うなぁ」と思っておりました。
で、夜。
寝かしつけるのはいつもおっぱい。
でも、長男、この日はあまりにも疲れたらしく、ひとりでこてんと寝てしまいました。
その間にも、どんどんわたしのおっぱいは大きくなっていきます。
触ってみると、堅くなってパンパン。
「だ、だいじょうぶかなぁ」
ちょっとしんぱいなわたし。
そして、いつもの夜間授乳タイム(午前2,3時ごろ)に起きてくる長男。
目を閉じたまま、おっぱいを探しています。
「おっぱいは、ばいばいでしょう?」
というと、
「ふぇぇぇぇ」
と泣き出しました。
でも、昼間にものすごく遊んで疲れていたせいか、しばらくしてまたこてんと寝てしまう…。
結構拍子抜けなわたし…。
次の日も、おっぱいを欲しそうなふりをしますが、
「はい。プリン。好きでしょ?」
とモノでつるつる(^-^;
この頃になると、食べられるもの、おいしいものもたくさん覚えている長男。
簡単にモノでつれました…。
そのかわり、いつもの2倍、3倍はぎゅーーーーーっとスキンシップ。
しかし、胸が痛い。
おっぱいが痛い〜〜。
その日の夜が一番のピーク。
青筋がたったおっぱい…。
ずきんずきんして、気になってあまり眠れない…。
長男は、その日もおっぱい無しで寝て(ちょっとぐずりましたが)、夜間に起きた時も、ぐずりつつも大騒ぎすることはありませんでした。
目を覚ますと、すかさず枕元に置いて置いたペットボトルの麦茶を飲ませて、気を紛らわせました。
※ ※ ※そして、三日目に、ようやく、おっぱいマッサージの日。
見事なくらい、おっぱいは張ってくれました。
きっと、おっぱいは「もう役目はおわったのね〜」と母乳生産をストップしてくれているはず。
マッサージで、メロンのような乳房にたまった母乳を、全部出し切ってもらいます。
マッサージをしてくれる先生に、
「よく、ここまでがんばったね」
と言ってもらえました。
涙がこぼれてきました。
※ ※ ※おっぱいの痛みは、もちろんありました。
でも、熱も出ず、おっぱいが真っ赤になることもなく、
わたしは無事に断乳する事ができました。
その後、断乳後ケアのマッサージに数回通って、わたしのおっぱいライフは、完全におしまい、となります。
乳腺炎ママで「断乳がこわいよ〜」と思っているママ。
こんな例もある、ということで、あまり悲観しないでね!
でも、ちゃんと、断乳するときは、母乳外来などで相談してからするほうが、絶対に良いと思います!
※ ※ ※長期にわたる授乳(夜間もね)生活。
色々と賛否両論あると思います。
振り返って、私は良かったと思っています。
虫歯もなく、貧血もなく、ご飯もしっかり食べ、大きく成長した長男。
しっかりとスキンシップも出来たと確信しています。
なによりも、「2歳7ヶ月の長い間、おっぱいをあげられた」という事を振り返って、なにか言葉にしがたい「満足感」を感じることが出来ました。
息子なんてさー。
小学生にあがれば、もう離れていく一方です。
大人になっても、そっけないばっかりだと思うのですよ。
二度とこの手のなかで甘えてくれることはありませんよね…。
今のうち、今のうちだけですよ。
こんなにベタベタとスキンシップできるのは!
そう思うと、「長い人生、1年や2年くらい、おっぱいで甘えさせてもいっかなー」などと思ってしまうなおっぺなのです…(^-^;
なんにせよ、悔いのない、ハッピーなおっぱい生活を送りたいですよね!
寝ない子ママの小道具図鑑