(2)赤ちゃんを知らない私
赤ちゃんを知らなすぎました…(T-T)
私。
いやね。
新生児のお世話は、ちょこっとやったことはあるんです。
兄のお嫁さんのところに、大学生のころ、産後ヘルプ(買い物や洗濯や掃除)に行った経験があるんですよ。
生まれ立ての赤ちゃん。
まぁ、小さくてかわいい。
で。
ベッドで寝てばっかり!
兄のお嫁さんも、ゆったり座ったり、お布団に横になったり、くつろいでいるシーンが多かったです。
そして、時々ご飯を作ったり(調理は兄嫁がしてくれました)、兄のお弁当を作ったり…。
その間、静かに寝ている赤ちゃん。
思い出してみると、1週間のヘルプの間、赤ちゃんの泣き声を聞いたのはほんの数回だったような記憶がします。
しかも、ギャン泣きなんて聞いたこともない!
(す、すごいよね)
その横で、「育児とはこういうものかぁ」とわかった気になって、掃除・洗濯をするわたし。
だから、子育てには少しは慣れているはずだったんです。
そして、実際に自分の子育てはというと…。
産院では、母子別室。
自分が産んだ我が子なのに、昼間、夜中、何をしてどんなふうにすごしているかを全然知らなかったのです。
三時間ごとの授乳は、授乳室で行いました。我が子と触れ合えるのはその30分だけ。
泣いてようが、眠っていようが、授乳が終われば、助産士さんに赤ちゃんを「返し」ていました。
なんの疑いも、問題も感じていませんでしたね。「こういうものなんだ」と思っていました。
そして。
晴れて退院。
いきなりの24時間母子密着生活が始まります。
退院に2週間かかった私は、自宅での赤ちゃんのお世話に意気込んでいました。
「私も母親になったのねぇ。えへへぇ」
ってなもんでした。
当然、自宅でも赤ちゃんは泣きます。
「おむつは濡れてない。じゃ、おっぱいね」
産院で教わったとおり、ちゃんと授乳しました。ゲップもさせました。
「さ。ねんね〜」
大きなベビーベッドの、まっさらなベビー布団の上に赤ちゃんを乗せます。
我が子はすぅすぅ眠るはずでした。
少なくとも1,2時間くらいは。
そして、私は母になった実感を、まったり、じっくり味わうはずだったのです。
が。
が。が!寝ません。そぉ〜〜っと置いても、ベビーベッドに着陸した途端、
「ひゅえ〜っっっっ」 何回もトライしてみます。
でも、だめっ。
お前は、超高性能ベッド感知器が備わっているのか!
なんでなんでなんで?
焦ります。泣きそうになります。
よーーーうやくベッドで寝かせることに成功した時には、もう私はへろへろ。
呆然とため息をついて、座り込みました。
しかし、それもつかの間。
「ひゅえ〜〜っっっ!!」「うそぉ〜〜(T-T)」
産院から退院してきたその夜、
「寝ない」「泣きまくり」という事実をいきなり突きつけられたのです。
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